ハイブリッドワーク

会議の「頻度と間隔」は、会議の質とは別の重要な設計対象だと提起した理論研究

オンライン会議やハイブリッドワークが広がり、会議は設定しやすくなりました。その一方で、会議の数は増えています。これまでの研究は、アジェンダや進行といった会議の「質」に注目してきました。本論文は、関連する会議をどんな周期・頻度・間隔で開くかという「会議ケイデンス」に光を当てています。著者らはこれを独立した組織の概念として定義し、複数のレベルで研究するための理論的な枠組みと、今後の研究課題を示しました。

コワーキングの価値は「ワークコンパニオン」という関係から生まれる

働く場所を選べる時代に、コワーキングスペースで隣り合う人たちは、互いにとって何なのでしょうか。本研究は、家族でも友人でも同僚でもなく、仕事に向かう姿勢だけを共有して隣で働く相手を「ワークコンパニオン」と名づけました。義務がないからこそ関わり方を自由に選べ、会話をするときも、黙って並んで働くだけのときも、そこから仕事上の助けと個人的な支えを得ていたことが示されています。

リモートワークと業績の関係は、条件で変わります

リモートワークやハイブリッドワークが定着した一方で、それが業績を助けるのか妨げるのかという論争は続いています。本レビューは、客観指標と上司評価による職務業績、そして創造性やイノベーションに関する研究を整理しました。示されたのは「勤務場所そのものより、効果を生む仕組みと効果が変わる境界条件を見るべきだ」という見取り図です。